2024年度神奈川県公立高校入試:逆算カレンダーと受験戦略
こんにちは、みたかの塾の西村です。今日は2024年度の神奈川県公立高校入試に向けた逆算カレンダーと受験戦略についてご紹介します。
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成功の鍵は計画にあります。特に受験においては、逆算して計画を立てることが極めて重要であり、その効果も大きいと考えています。それでは具体的なスケジュールと戦略を一緒に見ていきましょう。
逆算スケジュール(冬〜秋)
■2月28日(水):合格発表
目標とする日です。この日には、自信を持って合格を迎えられるように準備します。
■2月14日(水):学力検査
この日までに、全ての科目における知識と技術を習得し、自信を持って試験に臨むことができるようにします。
■1月24日(水)〜31日(水):願書出願期間
この日までに、最終的な志望校を決定します。内申点や1月の模試、模擬練習の結果を参考に決定します。願書出願後でも2月5日(月)〜7日(水)の間に一度だけ志望校を変更できます。
■1月〜2月:模擬問題演習
冬休み明けから、入試形式の模擬問題を演習します。直前期は、実践的な問題を解くことで今まで習ってきた知識を点数へとつなげる練習をします。逆に言うと、ここまでに十分な知識がないと演習しても全く意味がないということになります。問題をやりっぱなしにするのではなく、間違えた問題の復習こそ重要です。
■冬休み:最後の苦手克服・単元別演習期間
前述したように1月から本番形式の問題にチャレンジしてもらいます。すなわち冬休みが単元別に勉強する最後のチャンスです。まとまった勉強時間が取れる最後のタイミングです。時間のかかりそうな苦手分野を克服することに専念しましょう。
■9月〜12月:定期テスト対策と1・2・3年生の復習
内申点が決定する最後の期末テスト対策を行います。同時並行で、受験対策として1〜3年生の復習をします。ただ復習するのではなく、入試問題が解けるようになるための本質的な知識や考え方を勉強することが必要になります。
逆算スケジュール(夏〜春)
■夏休み:基本学力の強化
9月〜12月で1・2・3年生の内容を全て復習できるでしょうか?いいえ、時間が全く足りません。新学期が始まれば新しい単元の学習も始まります。しかし、夏休みは一日の学習時間が長く取れるチャンスです。この期間を利用して、基本学力の強化や苦手分野の克服を図りましょう。また、これまで学習した内容の復習も重要です。夏休みの前半は可能な限り1〜3年生の復習・後半は定期テストに備えて予習をするのが良いでしょう。
■4月〜7月:学習計画の策定と志望校選びのスタート
新学期が始まり、新たな学習内容が出てきます。この時期は、しっかりと内申点が取れるように日々の授業の理解とテストで点数を取ること、提出物を期限以内に仕上げるなど基本的なことをしっかりとやりましょう。また、志望校についても早くから考えましょう。遅ければ遅いほど、秋の重要なシーズンに学校見学などに時間を取られ勉強時間が削られてしまします。
スケジュールは人それぞれ
目指す高校や学習進度によって進めるスケジュールは人それぞれです。しかし、受験日や出願日は全受験生の共通していることです。逆算していけば、今何をするべきなのか自ずと見えてきます。
この逆算スケジュールを参考に、自分の学習計画を立てていきましょう。計画を立てることで、目標に向かって効率的に学習を進めることができます。また、定期的に計画を見直すことも大切です。自分の進度や学習状況に合わせて、計画を柔軟に変更していきましょう。